2025年7月23日発売
中西保志さんのオリジナル・アルバムです。
中西保志、15年ぶりとなる新作アルバムをリリース!
●『BONUS TRACKs ~最後の雨2025』は、中西保志がこれまでの歌手人生の中で関わってきたアーティスト (佐藤竹善、山根康広、中西圭三、澤田知可子、杉山清貴など)とのコラボレーション作品集。 「最後の雨2025」は2025年バージョンとして、人気サックス奏者のユッコ・ミラーを迎えての新アレンジ。 70~90年代の名曲のカヴァー、新たに制作したオリジナル楽曲等で構成されているアルバムです。
●通常はCDというパッケージの中で聴き手への感謝を込めて最後に追加される「ボーナストラック」だが、 本作はまさに「BONUS TRACKs」という名の通り、どの楽曲もボーナスとして楽しめる内容となっている。 全ての楽曲に中西の「思い入れ」と「感謝」が詰まった、特別な作品です。
Quote:https://www.kingrecords.co.jp/cs/g/gKICS-4209/
私、中西保志さんをあまり存じ上げてなくて…すみません
何度かあったコラボライブのこぼれ話を
Y2がライブの前に話されましたよね。
Y2は年上の沢田知可子さんのことを「ちかちゃん」って呼ぶんですよね
呼ばされてんのかな😆笑
中西圭三さんのことは「圭三さん」
そして中西保志さんのことは「保志さん」
って呼んでますね。
Y2「圭三さんは、いつもたくさん食べてる!やっぱりあれだけの声量がある人はたくさん消費するんやろうね」
そして保志さんは、話がうまい!進行役でうまいこと進めてくれる」
みたいなことを以前のライブで言ってたので…
私の中では中西保志さんは「ファシリテイターYASUSHI」です😊
03. すれ違いの恋人たち 中西保志×山根康広
これが聴きたかったのだ…いよいよ…
この曲の「原曲」を初めて聴いたのは、1995年。
私がY2の大ファンでファンクラブにも入っていると知った大阪の親戚が
BE-FREE COLLECTION PARTⅡのCDを
カセットテープにダビングしてくれたんです。
お盆に伯母が
大事に大阪から持って田舎に帰省してくれました。
大学時代のY2のことを、伯母は
「山根くんは、とっても腰の低い子」
と言っていました。
(当時からか…)
こんな偶然があるなんて…
一生分の運を使い果たしてしまった…
と震える手でカセットテープを再生し…
少し高いY2の声に驚きました。
そう、
BE-FREE COLLECTION PARTⅡは
大学時代にリリースした、BE-FREEの楽曲。
デビュー後のY2の声しか知らない私は
20代前半の頃の若々しい声に驚いたんです。
少し高い曲、
そして大学生でこんないい曲を書くことができるなんて…
と感動し、何度も何度も聴きました。
カセットテープは擦り切れるほど聴くと
本当に擦り切れるのか、音質が悪くなってしまっていましたよね笑
だから私は
せっかくもらったこのカセットテープをマスタとし、
別のカセットテープにダビングしてそちらを聴いていました。
だからこのカセットテープ、今もとてもきれいです。
1997年くらいにはMDというものが流行り、
そちらにもこのカセットテープからダビングして入れてました。
ポータブルMDプレイヤー↓って小さくて軽くて、嬉しかったですね。
電車の中で、毎日Y2の声を聴いて高校に向かう…
BE-FREE COLLECTION PARTⅡも、
「今日のマイハートはこれ🥰」
と共に登校する1枚でした。
メジャーデビュー後もライブではごく稀にパフォームされたり
音源もFCで販売されたようですが
私の中の「すれ違いの恋人たち」は
やはり、リリース当時大学生だった
高めのY2の声が印象に残っています。
今回の保志さんへの楽曲提供、サウンドプロデュース…
どんな感じになるんだろう…
Vocal: 保志さん / Y2
Piano: Y2
Guiter: サトシさん
Bass: カツキさん
Drums: アキラさん
Violin: Yu-maさん
シンセ: Y2
Engineer: Hideo Uedaさん
Arranged by Y2
Produced by Y2
いつもの
THE BANDメンバー
が頼もしい!!
わくわく😆
優しいストリングス…
美しいイントロからはじまり…
始まったのは、保志さんの力強いヴォーカル。
保志さんの声って強弱があって、
ブレスひとつとっても
「とても表情のある声」に感じます。
なんか…
残響がふわっとするような効果を入れてるのかな…?
音楽のことはよく分からないけれど
あの頃のY2の高めの声が載っていたメロディが
歌い手が変わるだけでこんなに印象が違って聞こえるなんて…
原曲は、若々しくて線の細いY2の印象がありました。
今回アレンジを替え、それを保志さんが歌うと、
大人の男性の重厚感を感じたんです。
サウンドプロデュースしたY2、さすがお見事です。
アラ還の保志さんの
堂々とした風格のある声を引き立たせているのですから。
サビのところはハモりを入れて
風格がありながらも感情豊かな表現。
保志さんもY2同様にとっても声量があるのでしょうね。
ブレないボリュームに安定感を感じます。
そして2コーラス目。
Y2の声(p*’∀`*q)
しっかり2コーラス目に
コラボ参加アーティストのソロが入っているという
親切設計。
落ち着け、私…(電車の中や!)
この間(7/19)F-catライブに行ったばかりですが
ハイタッチ当選😍して浮かれておりますが
やっぱり推しの声は尊い…
阪急電車の中でニンマリ怪しい中年タヌキ女😱
しっとりとした1コーラス目と違って
2コーラス目は深みのあるサウンド。
年齢を重ねてさらに声が低くなったY2は
低い声と高い声を上手に使い分けてはりますが、
高音を出すときは、ちょっとしんどいのか
ちょっと鼻にかかった感じになるんですよね。
それが絶妙にミドルエイジの男性の色気を醸し出し…
(あっまた変態ファンが変態発言)
キーを原曲から下げなかったのかな?
その後はやっぱり低音ストレートのY2、
サビのところはハードな展開で直球に歌い上げます。
男らしく超 I’LL BE THERE感。
ああだこうだ書きましたが結局、
カッコいいは大正義。
サトシさんのギターが輝いた間奏の後は、
また保志さんがメイン。
ヤスシ-ヤスヒロ-ヤスシ
他のアーティストとのコラボも楽しめるのが、推し活の面白さです。
しかもリアレンジによって別曲感が感じられたり
そう、
いちいち演出の効いたY2のピアノ、
彷徨うSTARDUST のところでキラキラ✨してたりして
完成度が高い(; ・`д・´)
■補足
lovelornという単語はあまり日常では聞かないかもしれませんね。
「失恋した」とか「恋に悩んでいる」という形容詞です。
だから歌詞の英語のところは
もう一度 君と恋に落ちて
君の心を取り戻したいんだ
こんなに胸が痛むなんて
いつでも君に想いを寄せているんだけどな
私はこんな風に解釈しました。
(違ってたらごめんなさい…)
BE-FREE COLLECTIION PARTⅡ
のリリースは、1月1日(1989)。
昭和が終わる直前です。
昭和に作られ
平成をスキップし
そして令和の今、生まれ変わってリリースされました。
当時大学生だったY2が作ったラブソング。
そこには、かつて誰もが味わった
若かりし頃のはがゆくて、瑞々しい感情が詰まっていて。
それを
年月を重ねた今
アラ還のオジサマたちが歌い、
我々はあの頃を再体験する。
名曲がこんなにも違った表情で生まれ変わり
思わず「歌詞の中の恋人たち」にいとしさが漏れ出ます。
年齢を重ねた大人の男性が歌い上げるラストは
こんなにも新しい物語を見せてくれるものかと最高に清々しい。
久々に尊いコラボレーションの誕生を目撃した気持ちになっています☺️
今晩も美味しく晩酌できそう。
保志さん、素敵なコラボをありがとうございます😆
あれっ
全然知らないので調べてみると…
中西さんD大卒なんですね。
私、京都は全然詳しくなくてよく分からないんですが
D大って、キャンパスがすごく都会にありますよね。
今出川?
学生時代、ボーイフレンドと京都に遊びに行って
「ここが兄貴の学生アパートやったはずや…」
と案内され蛸薬師通?を歩きました。
(御所が近くてビックリしましたΣ(゚Д゚))
私の叔父も、夫の父もD大(経済)でした…
保志さん、京都でどんな学生時代を過ごされたのかな
夢を追いかけた毎日だったかな☺️
01. 最後の雨2025 中西保志×ユッコ・ミラー
この曲を今回初めてフルで聴きました。
「最後の雨」は名曲というのは存じておりますが、これまでサビしか知らず…
というか…
本当に保志さん、
アラ還ですか?
この曲を今回初めて聴いたから、というのもあるのですが
60代の声とは思えない…😲
お若い頃の声を知らないので、比較というものができないのですが
高音がきれいに出ているのが、とても気持ちよくて
安心して聴けるアーティストだと感じました。
90年代から活躍しているアーティストは、もう結構な御歳で…
そうだCD貸してくれてあの頃聴いたな…というアーティストの中には
歌い方や声が変わってしまって、
Youtubeを視聴しながら「えっ…」と驚くこともあります。
変わってへんやん
すごいわ…
当時の声を維持しながら、
どしっと風格は付け足されて…
やっぱり
30年以上この業界で活躍できるアーティストって
何か持っているんですよね。
この曲、かなり売れたはず…
データベースを見てみよう。
以前、Y2のアルバムセールスが記録されているのを見たwebサイト、
「Best Selling Albums」です。
保志さんも記録されています☺️


ゴールド認定!すごい!😲
ユッコ・ミラーさんのサックスもまた良い感じで…
名曲に新しい命が吹き込まれ、違う世代に聴いてもらえるのはいいですね。
02. ジョニーの子守歌 中西保志×佐藤竹善
この曲って、谷村さんと堀内さんで作られているんですね。
バンド時代の歌でしょうか。
SING LIKE TALKINGの佐藤竹善さんと一緒に歌われています。
アレンジは昭和の歌謡曲をイメージされているのか、すごく「世代」を感じます。
04. エンドレス・ラブ 中西保志×沢田知可子
あっ…聴いたことありますね、この曲。
Diana Ross と Lionel Richieによる、同名映画の主題歌だそうです。
もう保志さんと知可子さんのデュエットなんて、
ドラえもんしか思い浮かばないかもしれませんが
この度、
ドラえもんを超えるコラボが爆誕した…
やっぱり洋楽のカヴァーはおしゃれでドラマティックですよね。
関西地方では青春輝きライブは行われていないので、私は行ったことがないのですが
今度、9月に千葉で開催されるんですね、
こんな素敵なアルバムがリリースされちゃったら、
「もしかしたら当日このデュエット聴けるかな…」って思ってしまうよね。
行ける方は楽しみですね😄
05. あずさ2号 中西保志×中西圭三
あずさ2号…母が聴いていました。
せつない歌ですね…
圭三さん。もうこの声は特徴がありすぎて聴いてすぐ分かるよね😆
お若い頃からは…少しだけハスキーになったのかな?
わたしにとって圭三さんは Choo-Choo-TRAINというより
Timingお兄さんです。
高校の時に体育の授業でダンスがあって、
ちょうどこの曲がヒットしてたので課題曲に…
Youtubeでビビアンちゃんが踊ってるの見たら
当時を思い出します笑
あと、圭三さんはかまどお兄さん。
地元民は子供からお年寄りまでみんな歌える名曲です。
歌うま中西ブラザーズ(?)
ハモりがすごい
母親に聴かせようか…
昔、この曲聴いてたでしょ。中西ブラザーズがカヴァーしたで!と…
06. 夏・海・恋・歌 1984 -Summer side story- 中西保志
この曲は保志さんが作詞作曲されたようです。
さっきまでのなつかしさ溢れる歌謡曲から
夕方のドライブのお供SONGに代わりました。
海はいつでも 知らぬふりで
穏やかな曲の調べ。いいですね。
週末のドライブに是非☺️
07. 溶ける愛 中西保志
「最後の雨」の作曲者、都志見 隆さんが作曲されたようです。
作詞は保志さん。
へえ、こんな歌も歌われるんですね…
やっぱり歌謡曲路線なのかな?
それは感情豊かな保志さんの声のせいだからかも。
あと、声の雰囲気もあるから…?
Y2の声は低音ストレート。ロックやロックバラードが似合う声ですよね。
そんな声に聴き慣れていると、
保志さんの声はブレスひとつに強弱があるように感じました。
それが情味ある雰囲気にさせるのかもしれませんね。
08. サイレント・イブ 中西保志
あれ、この曲どこかで聴いたことあります…
作詞・作曲が辛島美登里さん
コラボ…ではなく、辛島さんは歌われていなくて
「楽曲提供」という形なんですね。
往年の名曲ばかりが出てきて…
50-60代の方々にはかなりグッとくる
コンパイルドリストかもしれませんね。
09. 1/52 中西保志
ストリングスがとても美しくて…
春の卒業のときに聴きたいと思えるような暖かい曲ですね☺️
この時、初めて「あっ」と思ったのですが
保志さんの歌い方って、
谷村新司さん系なのでは…
私は谷村さんはよく知りませんが
「連合艦隊」の映画を20代半ばの時にレンタルで観て
「群青」に感動したんです。
そのときに
「谷村さん、歌うまいなぁ…」と思いました。
あの感覚かな…
ふわぁっと出る息の伸び方とか似てるような…
…上手く言えないのですが…💦
谷村さんの名曲、例えば「昴」とか
保志さんがカヴァーされたらどんな感じになるんだろう…
(個人的には「群青」推しですが😅)
10. タイム・トゥ・セイ・グッバイ 中西保志×真園ありす
え?イタリア語?
聴いてびっくりしました。
あ、でも…メロディは聴いたことあります。
オペラなんですね。
へえ…
英語じゃなくてイタリア語なのがなんかオシャレ。
これもドライブのお供だね☺️
11. バス・ストップ 中西保志×杉山清貴
アコースティックギターから始まりました。
歌詞は女性視点で書かれています。
コラボされているのは杉山清貴さん。
お名前は聞いたことがあります。
でもよく分からないので検索…
あっそういえば
昔、母が言っていました。「オメガトライブ」って。
なんかすごいバンド名ですよね。
だって、
オメガ(Ω)の
トライブ(TRIBE)です。
TRIBE(発音:チョラァイブ)って…
「部族」とかそういう意味です。
読み物・ドキュメンタリーには出てくる単語だけど、
日常会話ではまず使う機会が少ないよな…
あ、でもEXILEなんとかっていうグループがあるから知ってる人多いかな。
いやはや、しかしこの錚々たるメンバーよ…。
時代を彩ってきた名曲たちが、今ここで改めて違う顔でリリースされましたね。
このCDのリスナーのボリュームゾーンとしては、
やっぱり保志さんと同世代の
アラ還世代、そしてそれより上の世代かもしれませんね。
もう一枚買って、母にプレゼントしようかな☺️
私は普段、移動時は語学のリスニング用音声を聴いていたり
仕事のときはYoutubeの「おすすめ」を流しっぱなしにしたり
キッチンで夕飯作るときはニュースをタブレットで流していたり、と
ゆっくりじっくり音楽を聴く時間ってほとんどなくて…
そういうのは、
寝る前とかに晩酌しながら聴く、
Y2の音楽だけなんですよね。
(想い出にひたったり、直近のライブの余韻を楽しんだりしています)
仕事が終わったら
子供2人の習い事や塾の送迎、宿題の丸付けなんかが
ほぼ毎日あるからなのですが。
中学校に入ったら、ちょっとは自分の時間増えるかな…
そんな毎日なので
Y2以外のミュージシャンの音楽をじっくり聴いたのは随分久しぶりです。
新たな発見がたくさんありました
保志さんありがとう☺️
最後に言いたい。
保志さんは…
61歳って…
年齢詐称してるとしか思えない、その喉。
(誉め言葉😄)