海外の人がGet Along Togetherを英訳しているけど…

海外の検索サイトを使っていたら
こんなYoutube動画を発見。

Get Along Togetherが英訳されていました(*^-^*)無音なんですが…

ちょうど1年ほど前に投稿されたようです。
投稿者は、お名前からしてフィリピンの方かもしれません。

わぁ、
やっぱり名曲は万国共通なのかもしれませんね( *´艸`)

 

私は普段洋楽を聴きません。
多くの女性はそうじゃないかな?
私の女友達はほぼ全員やっぱり邦楽を聴いて、洋楽には興味がないです。

きっと女性は歌詞を大切にするから
母国語じゃない歌詞を聴いても、心に入りにくいんじゃないかな…
というのが勝手な想像。

 

でも、この方は外国の楽曲を
動画まで作って、訳して
Get Along Togetherを気に入られているんですね(*´ω`)
1ファンとして嬉しいです。

 

さてさて英訳は…

うんうん、

 

 

うーん

 

 

うーん…

 

 

 

うーん…

 

 

えっと……フィリピンって
英語は公用語であって

母国語はタガログ語ですね。

 

英語も日本語も母国語じゃないのに
ナイストライだと思います(*^-^*)

 

 

でもやっぱり日本語って難しいよね。
こんなに難しい言語、
私がもし日本人じゃなければ
きっと話せていませんし
勉強しようとも思わないと思います。

 

 

ひとつのことを言いたくても
表現がとてもバラエティに溢れていて
しかもその背景でニュアンスが変わって来るし
感情の機微の捉え方も困難だと思います。

主語もよく省略されるしね。

 

この方も、難しかったでしょうね。
日本語の解釈が少し間違っているようです。
google翻訳みたいな無料のAI翻訳を使ったのだろうか…?ちょっと入れてみる。


あー
自動翻訳ではこんな感じになるのか…

このGoogleの英文を日本語に訳すと、
僕が僕をただ傷つけ泣かせた夜もあったね

と「I」が「me」を泣かせていますね。

 

 

うーん…

やっぱりね
日本の歌詞って、捉え方が難しくて…
主語が省略されているから、AIにはまだまだそこのところが捉えきれないんだろうな。

 

それにやっぱり、「物語の背景」が理解できる日本人の翻訳家さんだと、雰囲気を出すのに上手くいくと思います。

6thアルバム「on the BACK STREET」
7thアルバム「STARS.」
8thアルバム「HEAVEN & EARTH」
には英訳が掲載されていて

(外国人のファンの方がいらしたそうで、俺の言ってることや歌詞が分かってはるかな、と英訳を入れられたそうです)

 

素人の私(英語力中級)から見ると
とても歌詞に忠実に訳されているように見えます。
意訳していない、というか…

 

翻訳って、詳しく知らないけど
翻訳者さんの意向でかなり意訳された表現になることがあるみたいです。

 

 

5thアルバム以前の楽曲でも
ツアーパンフには英語の歌詞がデザインの1エレメントとして
入っています( *´艸`)

1番最初のツアーパンフは
「RACING THE MOON ’94 TOUR」
この中にも、2ndアルバム「DESTINY」の楽曲の英訳された歌詞が入っていました。

 

1stアルバム「BACK TO THE TIME」の楽曲の英訳はないのかな…

Get Along Togetherなんて平成を代表する楽曲の1つです。

公式に訳されたものはないのかなぁ。

 

そう思ったのは、上記のyoutube動画の中の英訳が
外国人の投稿者さんが日本語解釈を誤っているために
随分、歌詞の意味が変わって英訳されてしまっているんです。
(そんでもってこの1年で2500回くらい視聴されている…)

 

そ、そんな意味じゃないのよ…( ;∀;)

1ファンとして言いたくなってしまって…

 

 

外国の方がコメントしてたりするのを見ましたが
(↓これはどなたかがアップロードした別の動画「Get Along Together~愛を贈りたいから~」へのコメント)

樽美酒 研二さん(ゴールデンボンバーのドラマー)によってこの曲を知りました。私、この歌詞をうまく理解できないにもかかわらず、彼が歌ったのを聴いてこの曲が大好きになりました。分かっているのは、この曲が大好きということ。美しい…。

 

 

外国の方で歌詞の意味知りたい人いるかも。

 

でも上記のyoutube動画は解釈がちょっと間違っているんです…

 

 

たとえば…

 

こんな僕ではあるけれど
I like this
(僕はこれが好き)
I am like ~ならまだ分かるのですが…

 

深夜の君の電話 さみしい声を聞けば
If you hear a lonely voice call me in the midnight
(もし君がさみしい声を聞くなら深夜に僕に電話して)
主語が変わってる…
「さよならを言い出せないまま」の歌詞ならいいんだけど。
でも外国人の人も若い人も「ダイヤル回せばいい」って表現が分からないだろうな。昭和の電話だよ!

 

距離がやけに悔しかった
The distance was disappointing
(距離はがっかりだった)
悔しい…もどかしい…という感情だから…
がっかりとか、期待外れ、じゃないんだよな…。

 

もう二度と離さない 君の瞳
Your eyes will never be separated
(君の瞳は二度と離れていかない)
2つある目の片方が離れて行く感じに捉えてしまう…

 

僕を信じていて
believe in me
(僕(の力)を信じていて)
うーん、
こういう結婚前のシチュエーションの「信じて」って
「もの・こと・人・言ったこと」や「力」を信じる
believeやbelieve in じゃなくて
その後も丸ごと信頼してってことだからtrustなんだろうな。
日本語って難しいね。

 

 

その笑顔を忘れないで
I can’t forget your smile.
(僕は君の笑顔を忘れられない)
主語かわってるし。

 

そのほか、なんかツッコミどころが色々…あるんです。

 

やっぱり外国人の方からすると、
主語が抜ける日本語って難しいんだろうな。

 

でも、ナイストライです(*^-^*)

 

この間、「MADE IN “J”」の英訳を発見したけれど
多分あの翻訳者さんは日本人です。(母国語がJapaneseって書いてた)

勉強になりました。
(1語、スペルミス(sweat)があったくらい…)

 

 

英訳のリクエストをしたのがカナダのティーンエイジャーだから、「刀を抜け」を「Draw your weapon」ってしたんじゃないかな、と思います。

 

 

質問やコメントができる欄で、リクエストした彼は、あがってきた翻訳の”dark eyes”を見て「黒い瞳って”Black eyes”じゃないんですか?」って聞いてきてるんですよね。うんうん、日本語勉強してるんだなー。

光をとらえた黒い瞳で
My dark eyes caught a ray of light

私もこの翻訳者さんが訳されたように”dark eyes”がベターだと思います。

彼の眼の色が何色かは分からないけれど、目の色が黒か茶色のみの日本人にとっては、前後の歌詞を見て感じる些細な感覚が大事になってくるんじゃないかな。

 

↑こういう海外のサイトを見てると、多くの海外の方(特にアジア人)がGet along togetherを自宅で歌ってる動画をたくさんアップロードしてるんですよね。

 

すごいなー。もう日本だけの歌じゃないんですね(*´ω`)

平成を代表する名曲…インターネットの影響で世界でシェアされるんだ。

27年前の曲なのに、昨年10月にアップロードされている上記の動画が2500回も閲覧されているのは、やっぱり海外の方が見てるんじゃないかな。(だからこそ、英訳がおかしくなっているのが悲しい…)

 

 

 

 

日本人の翻訳者さんは、だれかこの曲を英訳をしてないのかな?と検索してみたら
ありました。

 

ぐえええええええ!!!
めっちゃかっこいい言い回し!!!ネイティブっぽい!!!
さ、さすがです~!!ってか発音も素晴らしい!

この方、翻訳/通訳者さんらしいですね。
御見それしました~(*´Д`)勉強になりますっ!!!

 

うんうん、カッコいいな(>_<)なるほどなー

 

この英訳、上にもさっき書いたけど
意訳されているパターンです。

ただね、やっぱり日本人の方だな、というか「結婚」「プロポーズ」という背景を入れた上手な言い回しになっているんですよね(*´ω`)

↓上記youtube動画の英語の歌詞を和訳してみました(不自然だったらすみません…私ヘナチョコです)

会えない寂しさから傷つけてきた日々をどうか許してほしい。
こんな僕ではあるけれど君をとても愛している。
君がいつだって僕を求めていたなんて。

深夜の君の電話…なんて寂しい声だろう…
「あと何日待てばいいの?」
「同じ地球で見る星空…これだけが今僕たちが共有できるものだなんて…」

君をこの手に抱きしめるまで、僕たちは何日もかかったね。
君は僕の運命の人、僕が永遠に愛する唯一の宝物。
これからは、素敵な思い出たちが満ちた同じ未来を見ていこう。

今君に誓うよ、この愛はいつだって本物だ。
僕の人生はいつでも君のためにある。
二度と君を泣かせない、君の笑顔が大好きなんだ。
幸せは君にやってくる、他のだれでもなく。

輝かしい日ばかりじゃないけど
落ち込んだりしなくていいよ。
もう寂しい夜は無いんだ。君は僕のもの、僕は君のもの。
悲しみは過去にさよならしよう。

雨の中2人海まで歩いたあの日
冬の海風はとても冷たかったけれど、波をずっと見ていたね。
どんなことがあっても、どうかいつだって僕のそばにいて。
とても愛している。君に愛を贈るよ。

君をこの手に抱きしめるまで、僕たちは何日もかかったね。
君は僕の運命の人、僕が永遠に愛する唯一の宝物。
これからは、素敵な思い出たちが満ちた同じ未来を見ていこう。

とても愛している。君に愛を贈るよ。

Forever we can get along together.

 

カッコいいなあ。上手いなあ。

 

それでは私も素人なりに英訳にチャレンジ(*^-^*)
私は、過去のツアーパンフや6~8thアルバムにあるような「日本語に忠実に」訳してみました。

まあ勉強を続けていければ
もう少し上手な英訳も将来できるようになるだろう!(楽観的)

 

 

 

Get Along Together (1993)
Music & Lyrics: YASUHIRO YAMANE

! Unofficial English Translation!

I often call the affair to mind that I made you cry some nights.
Though I’m such a bad guy, I love you more than anyone else.
When I heard your lonely voice on the phone late at night,
I was fretting about the vast distance between the two of us.

I never take my eyes off you. I will protect you for the rest of my life.
We will live at the same time, take the same route, engrave memories deep into our minds.

Now I swear that you can trust me.
Don’t turn away your eyes, don’t bury your smile.
Life with me is not roses all the way but no cry no more.
‘Cause you’ll never be alone from now on.

Once upon a time we have been out walking to the sea in the cold rain without an umbrella.
I’ll always be by your side with all my love.

I never take my eyes off you. I will protect you for the rest of my life.
I’ll always be by your side with all my love.
With all my love.

Forever we can get along together.

 

 

一応、ネイティブスピーカーの講師に添削してもらいました。
不自然な言い回しは無いらしい…ほんまかいな。