大昔のことなのですが…
山根さんのライブ後アンケートに「写真集を出してください♡」ってハートマーク付きで書いたことがあります(笑)
高校生の頃だったかな。
ミュージシャンにとってはツアーパンフがその役割かもしれませんね。Born in 66のレコーディングはオーストラリアでされたそうなので、ツアーパンフ用の写真撮影もオーストラリアでされたそうです。
写真集は実際こういうの↓が昔出ていて、とても嬉しかったです。
↑この右側の写真は当時どこかのwebサイトにもあり、「カッコいい~!」と思って大学時代しばらく私のMACのデスクトップ画像でした。懐かしい(“▽”*)
それと、2冊のアーティストブックも大事に読んでいました。
今は山根さんは「こんなジジイですが」なんてたまにおっしゃるのですが
お年を召されても、私にとってはやっぱり、若い頃の自分を支えてくれた、兄的な存在。
以前ファンだった頃の、38歳39歳のおにいさんのイメージでずっと止まっていたからというのもありますが
私の中では永遠に「おにいさん」でいてほしいな!
お若い頃、インカムをつけてFinal Chanceを
右ステージセットのワゴンの上から左ステージセットに走りパフォームされる姿なんかは
まさに、ハンサムな俳優さんが演じる「舞台」のように華やかでした(“▽”*)
そんなお若い頃の魅力が詰まったアーティストブック。
もちろん写真もたくさん掲載されており、ファンにはとっても嬉しいものでした。
久しぶりに見返してみて、あの頃の気持ち、色々と思い出します(*´ェ`*)
たった一人の君(1994)
ソニー・マガジンズ
音楽雑誌PATI-PATIに、書籍のための取材や撮影のことなどがよくインタビューされていました。
私が生まれて初めて「書店で予約」した本です。
amazonなんてない時代。待ちきれなかった発売日。学校帰りに急いで田畑の中、自転車をこいで、書店へ…
レジの後ろの取り置き棚に背表紙「たった一人の君」が見えた光景、今も鮮明に覚えています( *´艸`)
あっあれだ!ってワクワクしたんですよね。
嬉しくて嬉しくて、後日「見て見て!」と学校に持って行って友人に見せびらかしていたなぁ。
写真もいっぱい掲載されていますが、
詩もたくさん書きおろしてくださっているんです。
私がいちばん好きなのは、書籍のタイトルにもなった
「たった一人の君」という詩。
この「ひとり」って、aloneではなく、only youの意味です。
世界中を捜し廻っても 君はたった一人の君であり 似た人がいても君ではない
there is no one like you の意味ですね。
この詩にすごく感動しました。
今でも完璧に覚えているんですよ。メロディはないけど大好きだったから暗記しちゃったんですね。
中学の卒業式の日、卒業アルバムの最後のページにみんなでメッセージを書き合ったけど、
この詩がとても好きだったので、私は自分の卒業アルバムに自分へのメッセージでこの詩を書きました。
未来を夢見て、成功する自分を想像していました。
常に目標に対してポジティブになれていたのは、いつも前向きな山根さんの楽曲を聴いていたからかな、と思います。
多感な思春期の頃に、素敵な詩や歌詞に感動できたことは、私の人生の財産のひとつです(*^-^*)
もうひとつの目玉は、山根さん書下ろしの素敵な小説です。
なんか…もったいなくてゆっくり読んでいました(笑)。
読み終えるのがつらい(ずっと読んでいたい)と思って…。(ライブの時に「終わらないで」「この夜を冷凍保存しておきたい」と感じるのと同じ感覚だったと思います)
正直なところ、この小説のクオリティが、毎日多忙なミュージシャンが書いたとは当時思えず
「プロットを組んだりする時点や、また女性同士の会話部分とか、もしかしてアドバイスを受けながら書かれたのかな…」
と思っていました。
でも「最後のページを書き終えてそのままデスクで寝ていた」みたいなインタビューがどこかに書かれてあったので
「全部お1人で書きはったのか!」と驚きました。
この小説、素敵です。
私は活字中毒なので、速読で大概の小説はサササッと読んで、あーおもしろかった、で終わってしまうのですが、これはやっぱりゆっくり読みたいな。
少年の影(1998)
ブックメイツ
月間歌謡曲に連載されていたコラムがまとめられました。
もともとは、月間歌謡曲のこういうページで連載されていたものです。
↓
これらがまとめられて書籍になったんですね!この月間歌謡曲のコラムは毎月とっても楽しみにしていました(*^^*)
お悩み相談コーナーでは、山根さんが先生(doctor)になって(康広先生(teacher)の元祖ですね)色々答えられているのですが、とても親身になられている回答です。
お人柄が伝わってきますね。お茶目でちょっとおとぼけなところも…(〃∇〃)
現在ラジオ番組を持たれていて、リスナーの皆さんからの質問やお悩みに丁寧に答えられていますね。昔からそういう気遣いのあるところがお変わりなくて、私は大好きです(*´ェ`*)
そのほかにも、地元大阪での撮りおろしフォトも満載で…
この本を見て…撮影された場所に行ってしまったファンの方もいるかもしれませんね。
妄想癖のある私は歌詞の中に出てくる情景に「偶然に出会う」のが好きだったので、わざわざ行く、というのをほぼしませんでした。(わざわざ行ったのは…ヴィーナスブリッジだけだなぁ。)
18歳までド田舎にいたので、歌詞に出てくる情景はすべて想像で膨らんでいました。「BACK TO THE TIME」に出てくる海の見える歩道橋ってどんなんだろう?「夏の日の中」に出てくる海の見える丘ってどこなんだろう?とか…。
想像(妄想)するのが好きな人間だったので、偶然の出会いが好きでした。関西に出てきたら、「あ、これが阪神高速湾岸線か!」「これが伊丹空港!」など、そういう偶然の出会いがポツポツあったので嬉しかったです。
進学で関西に出てきて4年目、「国道26号線」に偶然出会いました。就職活動中でした(笑)2002年の就職活動は氷河期のピークで内定がなかなか取れず、南大阪の方までも足を伸ばしたんです。道路表示の「国道26ROUTE」を見て感激!脳内に「夏の日の中」が…。
「おおっ!これかー!どこまで続いてるの!?」って就活スーツで履歴書持ったまま時間の許す限り道沿いを歩いていました(←変な就活生)。
当時はまだGoogleMAPなんてなかったし、ボーイフレンドも地方の人間だったから、全然わからなかったんですよね。
それと、この本にはオカンインタビューが載ってます。
山根さんのお母様って最強で、ダイアリーでたまに出てくるオカン話は笑えることが多いです(笑)最近ご無沙汰ですね。また書いてくださるのを楽しみに待っとこう(*゚ー゚*)
何よりこの本の写真、高校時代の私が悶えた「前髪の長い頃」のお姿なんです。
この書籍「少年の影(1998.4月)」、アルバム「OneMoment(1998.3月)」のリリース当時のマイハート(この当時の呼び名)は前髪が長く、いつも以上にスタイリッシュで、田舎の17歳の私にとっては王子様ルックでした。
シャツの前をはだけた写真は私には刺激物で「やめて!マイハートそれ以上やめて!(/ω\)」と言いながらガン見してました(←アホですね)。
OneMomentのツアーパンフ抱きしめて寝ていました。愚行を許してください。
(でもみんな10代の頃そんなんやるよね?)
たまに読み返すのも良いですね。
女子だった頃にput me backしてくれます。
気持ちだけでも若返ります(●´ω`●)
見た目も少しは若返りたいなぁ…。