声帯ポリープのこと

山根さんはポリープ切除したことをご自身のラジオで話されています。
40歳のバースデーライブ 神戸ワールド記念ホールの前のことだったそうです。

なんか喉がおかしいな、と感じて耳鼻咽喉科に行っても、
よくわからない。

でも専門の先生に診てもらったら、


実はポリープだった!


ということだったそうです。

声帯ポリープの手術をすると、声がかわってしまう危険がある、
また、
何か月も声を出すことができない、

ということで
随分悩まれたそうです。


予定しているライブのこと。
バックミュージシャンたちのこと。

きっと、いろんな責任を感じてらしたんでしょうね。


だけど、
やるしかない‼

と決断して、手術に挑まれたそうです。


専門のお医者様は、
「声帯の皮を温存しつつ、ポリープだけ除く」
ことをされたそうなんですが、


先生にとっても初めてのやり方なので
それでもいいですか?ということだったそうです。


40歳のバースデーライブコンサートの
10日前に全体リハーサルを終え、
それから入院。


手術は全身麻酔。


成功したそうです。
だけど、しばらく声は出してはいけないので
ご家族との会話はすべて筆記。



そして迎えたコンサート当日。
先生が念のため、リハーサルの場にいらしていたそうです。


このリハーサルが
なんと、山根さんが手術後、初めて声を出した瞬間だったそうなんです。


「自分の声と思えないくらいに通るよ」


と先生に言われ、マイクで歌ってみると
その通りで、びっくりしたんだとか!


そして無事に40歳のバースデーライブは成功。
ああ、本当に良かったですね!!
この日のライブは、DVDが出ています♡


シンガーである以上、ポリープとは離れられないですもんね。
本当にたくさんの歌手の方が
ポリープの手術をされ、手術後に休業期間を設けています。


徳永英明さんがポリープ手術で入院中され、
テレビで取り上げれられ
「ポリープになるのは歌い方が下手なんですよ」
とコメンテーターに言われ
激怒、

病院のベッドの横にあるメモ帳に
思わずそのコメンテーターの名前を書きなぐった、
という話がエッセイ集にありました。

歌い方とは関係なく
声を出す職業の人の、職業病のようですね。


多くの方が休業期間を設ける中
山根さんは短い期間で手術から復帰。

声も変わらず、以前のままなので
この時ポリープ手術をされたとは
誰にも、気づかれなかったでしょうね。
(口外していなかったそうです)

プロ根性!


ラジオでは
ギターのサトシさんから
「もしポリープ手術が失敗して声が出なくなってたら、やんちゃん何してた?」
との問いに


「俺とサトシは出会う運命にあるから、
サトシの(料理の)お店に、丁稚に行くんちゃうかな」
と答え

「いやいや、あなたが店主で、僕を雇うんでしょ!」

とサトシさんに突っ込まれ

「あ、そうか」

と言っていました^^;


山根さんは自分のライブでのミュージシャンたちを
バンドのメンバーだと思っているので
対等にみているんですね^^。

それが垣間見れた一瞬でした。